この度、三重県津市でアライグマ駆除のご依頼をいただきました。
建物の敷地内でアライグマを見かけた後、天井裏からの物音が鳴りやまなくなったそうです。
まさか、アライグマが天井裏に住み着くなんて思わないですよね。
今回は、天井裏にアライグマが住み着いた場合、どのような被害が起きるかも含めて、アライグマ駆除対策を通してご紹介します。
今回ご依頼いただいた現場住所などの情報は、下記のとおりです。
- 現場住所:三重県津市
- 建物構造:戸建て 2階 築40年
- 工事日:2023/6/16.18.19.21
- 駆除期間:4回
- 工事内容:アライグマ駆除対策/点検口作製/追い出し作業/断熱材入替/フン清掃/侵入口封鎖/消臭消毒殺虫
目次
アライグマ駆除ご相談のきっかけ
実際に、アライグマを敷地内で見かけた!
1ヶ月前から物音がし始めて、最近になると音が激しくなってきた。
さらには、1階天井裏でフン尿をしている音も聞こえるようになって、かなり怯えていました。
どこかへ行ってくれるかと思いきや、住み着いてしまった様子なので、一度害獣プロテクトへご相談いただきました。
害獣プロテクトの対応
調査結果
調査をしたところ足跡などの形跡から、やはりアライグマが天井裏に侵入し、住処にしている様子でした。
1階天井裏は、断熱材に巣を作られて荒らされた状態に。
さらにはフンや尿もしている形跡があったので、清掃だけでなく消毒をして環境を整える必要がありました。
そこで、清掃と消毒、アライグマが再侵入しないように、侵入口を頑丈に塞ぐ工事を実施することにしました!
アライグマ駆除対策工事
点検口作製
1階の天井裏に点検口を作製しました。
よく音が聞えていた1階の天井裏で、フンや尿をしたり断熱材を荒らしたりしている可能性があり、確認する必要がありました。
もし確認しないでそのまま放置してしまうと、フンや尿、断熱材に付着している菌などが、人間の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
追い出し作業
各階の天井裏や床下を点検できるようになれば、追い出し作業を行います。
白く濁った煙で、木をいぶしたような臭いがします。
各階へ十分に噴霧することで、煙が行き渡り害獣を追い出しやすくします。
フン清掃・断熱材撤去
室内の温度を保つために利用されている断熱材。
この断熱材の上にフンや尿をしたり、巣を作ろうと破って綿を取り出したり、荒らされた状態のものを発見しました。
このままでは断熱材が機能しないだけでなく、衛生面も不安に思われるかと思います。
清掃や荒らされた断熱材を撤去して、環境を整えていきました。
侵入口封鎖
建物外から天井裏へ侵入しないよう、外側から封鎖していきました。
アライグマが一度住み着くと、執着心が芽生えてしまい、一度追い出されたとしても戻ってこようとします。
またアライグマは力強いので、劣化した屋根や柵があれば破壊してしまう可能性があります。
侵入口がないか入念に点検を行うとともに、劣化して強度が弱くなっている箇所があれば上から頑丈に封鎖していきました。
消臭・消毒・殺虫
作業終わりに、各階に薬剤を噴霧しました。
アライグマによって、フン尿で汚されたり断熱材に巣を作られたりして、空間的にも不衛生面な状況でした。
使用した薬剤は、消毒やノミ・ダニ殺虫だけでなく、消臭にも作用します。
機械でまんべんなく噴霧することで、奥の方まで薬剤を行き渡らせました。
まとめ
害獣が住み着くと天井裏を汚されてしまい、最悪の場合は、人体に悪影響を及ぼします。
天井裏から音が鳴っていることを放置してしまうと、取り返しのつかないことに。
少しでも異変を感じたら、害獣プロテクトにご相談ください。
害獣駆除のプロフェッショナルが、あなたのお住まいをお守りします!