この度、和歌山県紀の川市でコウモリ駆除のご依頼をいただきましたので、害獣駆除対策の内容をご紹介します。
屋根やベランダ付近にコウモリのフンが落ちていることが続いたようで、お困りの様子でした。
今回ご依頼いただいた現場住所などの情報は、下記のとおりです。
- 現場住所:和歌山県紀の川市
- 建物構造:戸建て 2階 築10年
- 工事日:2023/6/12
- 駆除期間:1回
- 工事内容:コウモリ駆除対策/追い出し作業/フン清掃/クモの巣除去/侵入口封鎖/シリコン吹付/消臭消毒殺虫
目次
コウモリ駆除ご相談のきっかけ
3年前に同じようにフン被害があったので、別業者にコウモリ駆除対策を依頼したが、今回は別の場所でフン被害があることに気付いたそうです。
害獣プロテクトの対応
調査結果
調査したところ、今回は屋根の隙間にコウモリが入り込んでいることが発覚。
さらにクモの巣も建物に張り付いているところを発見し、クモを餌にするコウモリにとって住み着きやすい環境となっていたので、侵入口の封鎖だけでなく、クモの巣除去が必要な対策内容となりました。
以前、別の業者によってコウモリ駆除対策工事をした部分も、再度弊社で工事をすることになり、コウモリの羽休めも含めて寄り付きにくくするコウモリ予防工事も実施することになりました。
コウモリ駆除対策工事
追出し作業
侵入していた屋根の隙間や、ベランダの手すり部分に、追い出しスプレーを吹きかけていきます。
ベランダ手すり部分を塞いだ後に、万が一コウモリがいて閉じ込めてしまっては元も子もないので、塞ぐ箇所全体的に追い出し作業を行いました。
忌避スプレーには、ワサビ成分が配合されているので刺激を与えることができます。
人間もニオイを嗅ぐだけでも刺激を感じるので、かなり強力な忌避スプレーとなっています。
屋根の隙間に忌避スプレーを吹きかけると、コウモリが出てきました。
スプレーを吹きかけながら様子を見て、追い出し作業を続けていきました。
フン清掃・クモの巣撤去
コウモリは侵入していた隙間や壁に止まる瞬間、フンや尿をします。
屋根やベランダの上に溜まって落ちていたフンをしっかりと清掃させていただきました。
またクモの巣は、最初にお伝えした通り、コウモリの餌になるので撤去いたしました。
侵入口封鎖
コウモリは僅かな隙間があれば侵入可能です。
隙間をなくすために、侵入口の形状に合わせて材料を加工し、ぴったりと入れ込んで固定することで、封鎖作業を行います。
また壁の材質によっては、コウモリが羽休めをして止まってしまう可能性があったため、以前別業者に対策工事を行った部分に、シリコン吹付作業をすることで、コウモリが羽休めできないように予防しました。
消臭・消毒・殺虫
フンがあった場所に、薬剤を噴霧していきました。
コウモリのフンには多くの菌やノミ、ダニが付着していると言われているので、最後に薬剤を撒く作業をすることは、必須です。
まとめ
コウモリは集団で生活をしている生き物です。
「最初はフンが少ししかないし、止まりにきているだけ」と思われがちですが、コウモリのフン被害をそのまま放置してしまうと、コウモリが繁殖してフン被害も大量に増えていきます。
フンには多くの菌などが付着しているので、衛生的によくありません。
早期段階で、コウモリを寄せ付けないまたは侵入させないように予防することが大事ですので、先ずはお気軽に害獣プロテクトへご相談ください。