この度、兵庫県尼崎市でイタチ駆除のご依頼をいただきました。そこで、害獣駆除対策の内容をご紹介したいと思います。
長年、天井裏からする音を放置していたとのこと。確認したときには、大量のフンやイタチによって捕食されたネズミの死骸まで発見。イタチによってかなり荒らされた空間と化していました。
さて、今回ご依頼いただいた現場住所などの情報は、下記のとおりです。
- 現場住所:兵庫県尼崎市
- 建物構造:戸建て 2階 築40年 会社
- 工事日:2023/6/10.11.12.19
- 駆除期間:4回
- 工事内容: イタチ駆除対策/追い出し作業/フン清掃/死骸撤去/破損部断熱材撤去・新設/侵入口封鎖/消臭消毒殺虫
目次
イタチ駆除ご相談のきっかけ
屋根裏から「カサカサ」と音が聞えるので、何かいるとのこと。
さらに、室内にも小さなフンを見かけるようになったとのこと。フンの大きさから、恐らくネズミの仕業ではないか、とお客様は推測した様子でした。
何年も前から屋根裏の音が聞えていたけど、特に何もなかったので放置。しかし、ついには室内へと侵入してくるようになったとのことで、この度害獣プロテクトへ調査依頼をいただきました。
害獣プロテクトの対応
調査結果
調査をしたところ、なんとイタチが屋根裏に侵入していることが発覚しました。
屋根裏の状況としては、何年も前からある大量の溜めフンや尿によって、シミができてしまい、かなり荒らされた状態でした。
清掃をおこなうだけでなく、再侵入されないように、イタチ駆除対策を実施しました。
イタチ対策工事
フン清掃
先ずは、フンの除去を行っていきました。
長い年月をかけて蓄積された害獣のフンを、至る所で発見。清掃するのに丸一日かかった程の量でした。




死骸撤去
ネズミの死骸を発見しました。
イタチは肉食動物であって、ネズミを捕食することがあります。イタチ駆除対策を実施している建物では、よく見かける光景です。


破損部断熱材撤去・新設
荒らされた状態は、フン被害だけでなく、断熱材にも見て取れました。
断熱材の中に巣をつくって穴を空けたり、綿を外側で覆っている袋が破られたりした状態が、広範囲に渡ってございました。
今回は、破線が激しい部分のみ撤去をしていき、新しい断熱材を敷きこみました。
清掃や断熱材の入れ替えをすることで、一気に環境が整えられたように見えます。




侵入口封鎖
イタチが建物の出入りをしている、侵入経路を塞いでいきます。
整えた屋根裏が、イタチの再侵入によってまた住処にされてしまったら、元も子もありません。侵入口の封鎖は、再発を防止することにとって、とても重要なことです。
また、長年住処にしていると、イタチが戻ろうとする傾向にあります。そのため、一通り封鎖した後も、別の箇所で穴や隙間がないか、十分に点検を行います。


消臭・消毒・殺虫

最後の仕上げとして、薬剤を屋根裏に噴霧していきました。
イタチとネズミの侵入や、害獣によるフンが大量にあったことで、菌だけではなく、ノミやダニが多く潜んでいる可能性がございました。
また害獣の独特な臭いも充満しており、清掃だけでは除去しきれません。機械で薬剤を撒いていくことによって、それらの問題を一気に解消していきました。
まとめ
今回のイタチ駆除対策工事は、害獣によるフン被害が、深刻化している状況でした。
建物によっては、天井にシミができてしまったり、室内に臭いが漏れたりします。最悪の場合は、天井が抜け落ちてしまう程の状態だったと考えられるでしょう。
何も対処しないでおくと、人間の健康に悪影響を及ぼす可能性があり、非常に危険です。
「天井裏から音」が害獣被害を食い止める鍵となります。
少しでも音が聞えたら、害獣プロテクトへご相談ください!