この度、大阪府堺市でイタチ駆除のご依頼をいただきました。3日前から壁の音に気付き、調査依頼したところ、イタチが侵入していることが発覚。さらに点検したところ、イタチの子供が産まれていた様子でした。
壁から音がした正体が、イタチだったとは驚きですよね。さて、今回は壁から音がした時のイタチ駆除対策と、イタチの侵入を放置してしまうとどのくらい危険かも含めて、ご紹介します。
さて、今回ご依頼いただいた現場住所などの情報は、下記のとおりです。
- 現場住所:大阪府堺市
- 建物構造:戸建て 2階 築30年
- 工事日:2023/6/17.19
- 駆除期間:2回
- 工事内容:イタチ駆除対策/点検口作製/追い出し作業/侵入口封鎖/消臭消毒殺虫
目次
イタチ駆除ご相談のきっかけ
壁からカサカサ音が聞えるようになった。どうやら、動物が動いているような気配を感じるため、一度、害獣プロテクトへご相談いただきました。
害獣プロテクトの対応
調査結果
屋根裏や外壁周りの調査後、足跡などの形跡から、イタチが侵入していることが発覚。床下周りから侵入して、壁をつたって天井裏や屋根裏を行き来している様子でした。
床下や1階天井裏、2階屋根裏からしっかりと追い出しをかける作業。そして、侵入口を封鎖して再侵入されないようにする作業。それらを中心に、イタチ駆除対策工事を実施する運びとなりました。
イタチ駆除対策工事
点検口作製
1階天井裏に点検口がなかったので、作製しました。
害獣が建物内に侵入すると、フンをしてマーキングをする恐れがあります。また、イタチの出産シーズンで子供を産んでいる可能性もあったので、確認と点検を行いました。
確認したところ、フンは見つからなかったものの、イタチの子供による鳴き声が聞えてきました。どうやら、1階天井裏で、出産した模様です。追い出し作業の際に、親が連れて一緒に出ていく可能性があったので、一旦様子を見ることにしました。
追い出し作業
煙を焚くと同時に、忌避スプレーも噴射して追い出しをかけていきました。忌避スプレーには、痺れる成分が配合しているため、効果抜群です。また状況に応じて、併用して作業を行います。
追い出し作業をする場所は、床下や1階天井裏、2階屋根裏の各階です。何故、全ての階で作業が必要なのか。それは、害獣が壁をつたって逃げて行く可能性があるからです。
執着心が強い害獣は、簡単に建物から出ていこうとはしません。逆に、警戒してしまい建物から出なくなるパターンもあるので、特に追い出し作業は慎重に行っています。
侵入口封鎖
イタチ親子が出てきたメインの侵入口を封鎖しました。
イタチは執着心が強いので、また建物に戻ってこようとします。そのため、他に侵入できそうな箇所は封鎖し、外壁周りなどの点検を隈なく行うことで、再侵入を防止しました。
消臭・消毒・殺虫
イタチには、多くの菌やノミ、ダニが付着しているので、全ての作業が完了した後、薬剤を噴霧していきます。
侵入していた天井裏だけでなく、室内への衛生面も気にされているご様子だったので、どちらにもまんべんなく作業をさせていただきました。
まとめ
イタチやネズミなどの害獣は、壁を通って天井裏や床下へと移動することができます。従って、壁から音がする場合は、害獣の侵入が大いに考えられます。
もし音を放置してしまうと、次第に住処として居座るようになり、フン尿によるマーキングや、断熱材に巣をつくろうと穴を開けるなどの被害が拡大していくでしょう。
- 害獣が動いている音
- 齧っている音
- 鳴き声
壁からこれらの音がした場合、不安に感じたら、先ずは害獣駆除業者へお問合せください。
害獣プロテクトであれば、調査・見積・調査時の写真や動画撮影も無料で行っています。しっかりと調査した上で、様々な対策プランもご提案致しますので、お気軽にご相談ください!